|Posted:2017/03/18 13:21|Category :
その他|

Bonjour, vous allez bien?
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
長ーい長い軽井沢の冬もようやく終盤に近づいてきました。しかし、4月末に大雪が降ったこともあるので、まだ油断はできませんが...

この世の何よりも白く、幻想的な世界を魅せる雪。
時には生活を脅かすこともありますが...
朝、起きた時に寝室の窓の外に広がる美しい景色は何度見ても飽きることはありません。

今年の冬は1月早々から大雪が降りはじめ、昨年の怪我で腰痛持ちとなった夫も総出で自宅の雪掻きに汗をかき、そのうち数回は軽井沢町役場に除雪車の出動をお願いし、自宅前の砂利道(町道)を除雪していただきました。
毎年、雪の心配はつきものですが、三年前の大雪時に三日間自宅に閉じ込められた時のことを思えば
今年も雪による影響は大したことがなかったので 本当に有難い限りです。
冬の間、軽井沢町内は閑散としていますが、週末の営業日にわざわざ「オ・ボール・ドゥ・ロー
(実店舗)」の方に遠方から足を運んでくださったお客様方には感謝の気持ちでいっぱいです!
中にはTBSドラマ「カルテット」を見て、冬の軽井沢を体験しにいらっしゃった方々もおられました。
ハイシーズン中とは異なる、冬ならではの軽井沢の幻想的な景色や雰囲気を楽しんでいただけましたら幸いです。

先日、フランスの親戚(夫のいとこの息子)が素敵なフィアンセを連れ、ひょっこり店に遊びに
来てくれました。二人とも、6年前にパリで会って以来の懐かしいうれしい再会です。
来日して2年が経ちますが、すっかり日本語も上達し、それぞれ東京にあるフランス企業の日本法人で働いているそうです。
実は、彼もフランスと日本の血を引くフランコジャポネ(1/4 日本人)でフランス名に加え、ちゃんと「TARO」という日本の名前も持っています。
「日本のお爺さんが生きているうちに日本に来たかった...」という話を聞き、思わずもらい泣き してしまいました。彼の祖父は、私も学生時代に
長年愛用していた日仏辞典を作ったことで知られる大学の先生だったそうです。
夫同様に日仏ハーフの母親譲りのエキゾチックな顔立ちと父親譲りの青い瞳を持つ従甥君はこれから 日仏の架け橋としてどんな活躍をするのでしょうか。
若い二人と話をしていて、夫ともども「本当に若いっていいよな~」とただただ輝いて見える二人を 羨ましく、そしてとても頼もしく思いました。

閑散とした冬の軽井沢に暮らしていると、より一層、家族の温かみを有難く感じます。
「有難う」の語源には「この世にあるのが難しい」という意味があるそうです。
日本とフランス、家族が一緒にいられることは滅多にあることではありませんので彼らとの再会は本当に有難いことです。そして、私たちにとってかけがえのない「家族」と「軽井沢とフランスでの生活」に感謝するとともに家族みんなが元気でいられること、かけがえのない時間を一緒に過ごせる喜びを心から愛おしく思います。

来週から、約2週間の予定で夫(ラファエルオーナー)とともに再びフランスへ買い付けの旅へ出かけることになりました!
約4ヶ月ぶりの南仏プロヴァンスを中心にアンティークハンティングに励んで参りますのでどうぞ
ご期待ください♪
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