Luciole

私の父が友人たちと管理する「軽井沢借宿・ビオトープステーション*(KBS)」では、
毎年この時期になると蛍(ホタル)鑑賞を楽しむことができます。
*ビオトープ(=Biotope ドイツ語で「野生生物生息空間」という意味)

都会育ちの私は子供の頃、都内の某ホテルの夏のイベントで蛍を見た記憶があるくらいで
こちらに移住するまで、じっくりとしかもこんなに間近に蛍を見たことはありませんでした。
夫も子供の頃、パリ郊外の大叔母さんの別荘へ行った際、何やら「飛ばない蛍」を見たことがあるとの
事ですが...これまで何度も父の家に蛍を見に行っていますが、いつも誰よりもはしゃいでいます。(笑)
真っ暗なビオトープ一面に蛍が舞う光景は本当に神秘的で、軽井沢ならではの「とっておきの贅沢」と
言えるでしょう。

軽井沢には塩沢地区など、他にも蛍の名所として自然を保護している場所がいくつかありますが、
2008年に発足したKBSは、借宿・追分地区の地域活性のための活動の一環として、地主さんたち
の理解や協力を得て、農業放棄地をビオトープとして再生させ、蛍をはじめ、野鳥やどじょう、蝶と
いった今では希少となりつつある生物たちを復活させるなどの自然生態系の再生のための活動を行い、
毎年、県内外から訪れる多くの園児や児童たちに自然教育の場を提供しています。
【KBS事務局:Tel/Fax 0267-42-2422】

夫いわく、まだ、蛍がなぜ光るのかの謎は科学的にも完全には解明されていないそうです。
このような偉大なる自然(生命の神秘)を私たち大人は次世代にもきちんと残さなければなりませんね。
微力ながら、まずはビオトープの草刈りの仕事を夫と手伝いたいと思います。

蛍 蛍2




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Travers de porc à l'américaine

梅雨が明け、明日は定休日ということもあり久しぶりに友人を招いてBBQをやることになりました。
学生時代を過ごした懐かしいアメリカのポークスペアリブの味を再現しようとネットのレシピ情報を参考に
約20年前の微かな記憶を頼りに試行錯誤の上、あの甘~くフルーティーなBBQソースを初めて手作り
してみました。

それにしてもレシピが豊富な事...時は流れ、日本でもスペアリブはポピュラーになりつつあるようです。
アメリカでも家庭毎に味付けは様々ですが、やはり日本人の私はSoy Sauce(醤油)の入った少し
照り焼き風味がするBBQソースがお気に入りです。今回はネットで一目ぼれした「カリフォルニアのばあ
さん」という北カリフォルニア在住の日本人人気女性ブロガーのレシピを参考に醤油を隠し味にして自分
なりにアレンジてみました。
<ブログの詳細はこちら>

ウスターソースにブラウンシュガー、醤油にタバスコ、オレンジジュースにパイナップル...
その他もろもろ、余りにも沢山の調味料を入れたので、成功したとしても同じ味を再現するのは不可能かも
しれません(笑)お肉をマリネする前に30分程下茹ですると、焼き時間が短縮でき、お肉もほろほろに
柔らかくなるとの事。ジップロック袋に肉と特製ソースを入れ、一晩冷蔵庫でマリネしておきます。

あとは、ソースの出来具合と明日の天気を心配するのみです。

spare rib



Annabelle

anabel.jpg  anabel 2 
  
梅雨が明けたというのに今日の軽井沢は小雨が降ったりやんだり...気温も17℃まで下がり
肌寒い一日でした。

一方、植物たちは連日の猛暑から逃れて、朝から軽井沢名物の霧(自然のスプリンクラー)を
浴びながら、元気にすくすくと成長しているようです。

今年の4月、店の開店前にネットで購入した当時は樹高10cmと超小柄だった我が家の「アナベル」
も例外ではありません。なかなか咲く気配がなく、諦めかけていた矢先の先週、ようやく一輪が
開花し喜んでいたところ、気付けばさらにもう一輪が開花しそうな気配です。
まさに「出来の悪い子ほど可愛い...」といった心境です。(笑)
梅雨は終わりましたが、やはり、雨と紫陽花は相性が合うようです。

軽井沢の冬を越せるよう、耐寒性のある品種「アナベル」を選びましたが、果たして本当に-18℃
の寒さに耐えてくれるでしょうか。今からやきもきしてしまいます。

Fer à cheval

【温もりのある生活⑥】

蹄鉄

これまで南仏を中心にフランスのアンティーク市や蚤の市で夫と二人でせっせと心に響いた
アンティークやブロカントを買い集めてきましたが、ある田舎町の外国人が殆どいない蚤の市
で鉄(Fer)ばかりを扱うブローカーと出会いました。

黒や茶の半分錆びかけた鍵や鉄で出来た様々な道具の中に、ずんぐりと丸みをおびた赤茶
色に錆びた古い馬の蹄鉄を見つけ、手にとって眺めているともじゃもじゃの白髪頭に髭をはや
したいかにもフランス人といった雰囲気のお爺さんが声を掛けてきて、フランスには昔から
「蹄鉄(Fer à cheval)は幸運をもたらす」という言い伝えがあり、家の入り口の門や玄関の
壁に掛けて飾る風習があるのだということを一生懸命説明してくれました。

南仏で「幸福をもたらすもの」というと「蝉(セミ)」が有名で、南仏の至る所に石鹸や置物など
蝉の形をした土産物があふれていますが...南仏の人たちの明るく人懐っこい性格にはいつも
驚かされます。

「蹄鉄(Fer à cheval)」というと、初めて南仏へ買い付けに行った旅の途中、アルルの南に広がる
カマルグ(La Camargue)というヨーロッパ屈指の大湿原に立ち寄った際、そこで生息するフラミンゴ
や先史時代からの血を継ぐといわれる古い品種の白馬たちの群れに遭遇した時の感動を思い出します。

アルルの街を南下すると次第に車窓から見える風景ががらりと変わり、フランスの景色とは思えない
ような見渡す限りの広い湿地帯の幻想的な世界が現われ、湿地帯の中を通る一本道をひたすら南下
するとキリストが十字架に付けられ処刑された後、エルサレムから逃れ、マグダラのマリアや聖母の
妹たちと小船でこの地にたどり着いたという黒人の従者聖サラ(黒いマリア像)を奉っていることで
有名な教会があるジプシーが多く住む海辺の町"Saintes-Maries-de-la-Mer"にたどり着きます。
<詳細はこちら>

温もり(アンティーク)のある生活をはじめませんか?
オンラインショップには、味のあるアンティークやブロカントを多数掲載しておりますので、是非ご覧
になってみてください。
<詳細はこちら>

Lavende

今日は朝からあいにくの雨模様でしたが...昨日は梅雨の中休みといった感じで一日よいお天気に
恵まれました。

夫と車で上田に用事を済ませに行った帰り道、浅間サンラインを軽井沢方面へ向かって走らせると
道路の反対側の敷地一面に見事なラベンダー畑が広がっているのに気付きました。
軽井沢のお隣、小諸にある「夢ハーベスト農場」さんのラベンダーが今、ほぼ満開の季節を迎え
ています。

lavende.jpg lavende 2

ラベンダーは南仏を象徴する花でもあり、ラベンダー畑が広がる光景は南仏を中心にアンティークや
ブロカントの買い付けをしてきた私たち夫婦にとっても大変思い出深いです。
南仏へ行かれるのであれば、特に7月のラベンダーの季節がおすすめです。この季節、南仏のどこへ
行ってもラベンダー色満載ですが、やはり有名なのはリュベロン地方にあるゴルド(Gordes)村のすぐ近く
にある「南仏プロバンスの12ヶ月」で有名なセナンク修道院のラベンダー畑やゴルドからラベンダー街道の
出発点として知られるソー(Sault)へ向かう途中の「南仏の巨人」との異名を持つ、ヴァントゥー山
(Mont Ventoux)を背に広がる広大なラベンダー畑の風景ではないでしょうか。

また、この季節、運がよければ「ひまわり」も一緒に堪能することができます。旧法王庁があるアヴィニョン
(Avignon)方面からゴッホやゴーギャンなどの巨匠が愛したアルル(Arles)の街へ向かう途中に広がる
ひまわり畑は絶景で、太陽に向かって一斉に花開く逞しい姿を見ているだけで元気がもらえそうです。

昨日「夢ハーベスト農場」さんでは、ほんのりラベンダーの香りがする「ラベンダーソフトクリーム」を頂き
ましたが、南仏のレストランでデザートに出てきた柔らかなラベンダーの香りが口の中で広がる
「ラベンダーのクレームブリュレ」の斬新かつ新鮮な味が今でも忘れられません。

店のオープニング時の限定ギフトとしてラベンダーポプリを作った際、富良野産ラベンダーと南仏産
ラベンダーを比較検討しましたが、評判通り、花束などの目的(見た目)には富良野産の方が勝るよう
ですが、香りは断然、南仏産の方がよかったです。

今でもラベンダーの香りを嗅ぐと、南仏のゆったりと流れる時間が無性に恋しくなります。

Triangle amoureux

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今朝、店の準備のために庭に出ると、庭のすぐ横を流れる用水路(御影用水)に数週間ぶりにカルガモの
カップルが姿を現してくれました。

しばらく作業の手を止め、気持ちよさそうに仲睦まじく用水路を泳いでいるカルガモカップルを眺めている
と、何とそこに茂みの奥からもう一羽のカルガモが突然、大きな音を立てながら用水路の上にダイブして
現れました。すると、カップルたちは驚いたのかその場を飛び去ってしまい、後から来た一羽もカップルを
追うかのようにすぐにどこかへ飛び去ってしまいました。

ここ数日、軽井沢も豪雨に見舞われ、しばらく憂鬱な天気が続いていましたが、今日は久しぶりに晴れ、
ちょうど森にも静けさが戻ってきたところでのカルガモたちの嬉しい再来でした。

カルガモたちが飛び去った後も浅間山の伏流水が流れる用水路から放出される冷たい水蒸気が風に
乗り、まるで天然の冷房のように涼しい空気を運んでくれ、心身ともに癒される「軽井沢ならでは」の
気持ちのよい朝でした。

Kiitos

特に週末や休日を軽井沢で過ごす別荘族や私たちのような移住者にとって、地元スーパー
「ツルヤ軽井沢店」さんの存在は偉大です。ワインやチーズの豊富な品揃えに加え、新鮮なお肉やお魚、
そしてお土産としても喜ばれる地元産のフレッシュ野菜など私たちの暮らしをバックアップしてくれる
強い味方と言っても過言ではないでしょう。(笑)

今年の4月、さらに頼りになる「軽井沢にあったらいいな」的な、調味料などの輸入食材からチーズや
生ハムなどのデリまで、そして無農薬に拘ったビオワインなどを扱うお店「Kiitos」さんがオープンし、
軽井沢での生活がますます楽しく便利になりそうです。
昨夜も十勝の熟成したブリーチーズと仏産ビオワインを美味しくいただきました。
<Kiitosさんの詳細はこちら>

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そんな軽井沢で今、話題の「Kiitos」さんの店内に、私たちのフレンチアンティークショップ
"Au Bord de l'Eau"の商品がディスプレイされています。

より多くの皆さまに南仏を中心にフランスから直接、買い付けてきた一点物の"Favoris"(お気に入りたち)
の温もりを感じていただけたら嬉しいです。

Kiitos display 

これらの商品の一部は、オンラインショップでもご購入いただくことが可能です。
<詳細はこちら>

Tokio

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店の定休日に合わせ、約4ヶ月ぶりに夫とすもも(愛犬)とともに一泊二日で東京へ行ってきました。
南仏の田舎での数週間の過酷な買付けの後、パリに入った時のような何とも言えない都会の興奮と
懐かしさに浸りながら、つかのまの時間を嵐のような(!?)スケジュールで満喫してきました。(笑)

新幹線で昼少し前に東京駅に到着したその足で、近くに住む私の両親宅にすももを預けに行き、その後、
「軽井沢ではなかなか食べられないもの」と言うキーワードで、夫とランチへ行く店についてディベートした
結果、半強引に私が会社員時代にちょくちょく通っていた新橋にある中華料理店「美華園」さんへ行くこと
になり、一番人気の坦々麺とスーラータン麺を夫とシェアしました。その後は、東京の街をひたすら歩き
まわりながら森(軽井沢)の生活で衰えかけていた、都会ならではの美的感覚やモード(時代の流行)を
肌で感じながら夕方まで必死に歩き続け、一日にして信じられないくらい靴底が減ったような気がしました。

翌日、今回の東京行きでどうしても行ってみたかった渋谷(松涛)にあるフランス仕込みのCrêperie
(ガレット専門店)「 Ti Rolande(ティ ロランド)」さんへランチに駆け込み、そば粉の香ばしい風味が
美味な本格ガレットや小麦のもちもち感がたまらないクレープを堪能することができ、一泊二日の
「東京で感性を磨く旅」(実質、「東京食い倒れの旅」みたいなものですが...)に幕が下りたのでした。
Ti Rolandeさんの詳細はこちら

蒸し暑かった東京を後にし、夕刻、新幹線で軽井沢駅に降り立つと、清清しいそよ風と懐かしい
「軽井沢の幸せな空気」が私たちを優しく出迎えてくれました。

Chaise

【温もりのある生活⑤】

Louis+XV_convert_3.jpg

アンティークに代表されるアイテムとして、多くの人が「椅子」を連想されるのではないでしょうか。
今回は、私たちの生活にも馴染みがあり、身近なアイテムである「椅子」の歴史についてご紹介したい
と思います。

古代エジプトの時代より、「椅子」は権力を象徴するアイテムとして、また、ヨーロッパでは社会的地位
や教養をあらわすアイテムとして、先祖代々大事に引き継がれてきました。(よって、欧米では現代でも
椅子は修理して使うものという文化が根強く残っています。)
18世紀に入るとロココ時代に代表される華やかな時代を反映するアイテムとして様々な様式の椅子が
誕生し、権威の象徴という目的だけではなく、見た目の美しさ(様式)と座りやすさ(機能)の両方が強調
されるようになりました。中でも猫脚に例えられる美しいアーチやビロード生地が使われていることで有名
な女性が美しく腰掛けられるようデザインされた「ルイ15世様式のアンティークチェアー(写真上)」は、
アンティークの中でも最も有名かつ人気のあるアイテムの一つと言っても過言ではないでしょう。

現代でも会社や組織のトップにすわる人のことを英語で"Chairman"と言いますが、それも椅子古来の
歴史から来る名残りなんだそうです。一方、日本では欧米とは異なり、一般家庭に椅子の文化が入って
きたのは、約130年前の明治維新以降とされています。それでも「椅子」は、今では私たち日本人の生活
には欠かせないアイテムとして愛され、古いものから新しいものまで様々なスタイルのものが市場には
溢れ、用途に応じて、また、持ち主の個性を象徴するアイテムとしてさらに進化を遂げています。

現在、オンラインショップでは時代や大きさ、素材、形式(デザイン)の異なる「アンティークチェアー」を6点
掲載しております。お部屋や店舗にアクセントとしてひとつ置くだけで、アンティークならではの温もりと
優しい雰囲気を演出してくれることでしょう。<詳細はこちら>

温もり(アンティーク)のある生活をはじめませんか?
オンラインショップには、他にも味のあるアンティークアイテムを掲載しておりますので、是非ご覧に
なってみてください。 <詳細はこちら>

プロフィール

Author:auborddeleau
東京でのアスファルトの生活から軽井沢の森の住人となり、アンティークディーラーとしての経験もあった日仏ハーフの夫と共に何度もトラックで南仏を中心にフランス各地を周り、現地の人々が長年大事にしてきた一点もののアンティークやブロカントを買い集め、軽井沢の森の中でフレンチアンティークショップ"Au Bord de l'Eau(水のほとりで)"を開くこととなりました。
日本でアンティークというと少し敷居が高い印象がありますが、古いものを大切にする(古いものに価値を見出す)フランスでは、プロだけではなく一般の人々が週末アンティーク市や郊外のブロカントを巡り、お気に入りの1点ものを見つけ、新しい物と上手く調和させながら生活の中に取り入れるのが一般的です。
決して煌びやかではありませんが、ひとつひとつ自分たちの心に響いた品々を集めましたので、その中から"Favori(お気に入り)"を見つけていただけたら幸いです。


軽井沢のフレンチアンティーク
オ・ボール・ドゥ・ロー
"Au Bord de l'Eau"

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