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Quelles Belles Dentelles...

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ゴールデンウィーク中は道路が渋滞する中、遠方より沢山の方々にご来店いただき、大変感謝いたします。 高原 軽井沢ならではの「遅い春」を楽しんでいただけましたでしょうか。

GW中、自宅庭の大山桜もちょうど満開になりました。ソメイヨシノなどに比べると控えめですが、今年も元気に可憐な花を咲かせてくれました。

大山桜は長野県の天然記念物に指定されており、軽井沢に引っ越して来た際に「大山桜を守る会」の自称メンバーである父に影響され、記念に庭に植えました。花は少めですが...力強く咲く様子はソメイヨシノとは一味異なる可憐な美しさがあります。

lace up

大山桜のように可憐な美しさで私たちを魅了するアンティークレースたち。今春のフランス買付けでは、幸運にも美しいアンティークレースを沢山仕入れることができました。

帰国後は仕入れたレースの手入れや補修作業に追われていますが...
スーツケースやフランスから届いたダンボール箱の中からレースを広げる度にうっとりするほど美しい光景に毎日感動し、癒されています。実際にレースカーテンを窓辺に吊るすと光がカーテンに溶け込み美しさが倍増しますね♪

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アンティークレースの仕入れは、できるだけ状態の良いものを厳選していますが、中には1800年代の大変古いものや補修手入れが必要な物もあり、今のままでも素敵だけれど、もっと本来の美しい姿に戻って欲しいとの願いを込めて、毎日ちくちく、かつてフランスの女性たちがレース作りに愛情を込めて挑んだように針仕事にも精が出ます。

lace corner

繊細なカットワークが見事なリシュリュー、チュールやオーガンジーをはじめとする可憐なレースは女性にとって永遠の憧れですよね。今回は、癒しのアンティークレースの仕入れについて少しお話したいと思います。

特に日本では珍しい大判レースを仕入れるためには、何人ものアンティークレースディーラー先を渡り歩かなればなりません。毎週、開かれるような蚤の市でも安価なレースを見かけますが、殆どの場合、全く別物です。アンティーク家具同様にしっかりとした仕入れ先から、本物のアンティークレースを仕入れることは容易ではなく、とりわけフランス本国でも希少な大判レースは、ある意味、家具の買付け以上に労力が掛かり、何よりも信頼のおけるディーラーたちとのコネクションが重要になります。

Chez R

写真は信頼する師匠、25年以上のキャリアを持つレースディーラーのマダムの自宅兼アトリエを訪れた時のものです。レースディーラーの大半は女性で、自宅にアトリエ倉庫を構える人が多いので、なかなかプライベートな写真を撮らせてはもらえないのですが…生粋の南仏人で陽気なマダムは日本のアンティーク レースファンのためならと快く許してくれました。

マダムのセンスの良さは、インテリアにもしっかり現れていました。写真ではわかり辛いと思いますが、1Fの リビング部分はかつては馬屋だったそうです。写真の右奥に見える棚は18世紀のライブリー棚を壁に填め込み、自分で白くリペイントしたそうです(!)

写真(下)はアンティークレースの端切れをランプシェードにお洒落にデコレーションしたもので
すぐにでも真似したい、マダムのセンスの良さに脱帽です♪

maison B

"Maison Blanche"という名がぴったりの白で統一されたマダムのお洒落な自宅兼アトリエに酔いしれる暇もなく、お宝探しの真剣勝負。

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写真は本当にごく一部ですが、世界中にバイヤーの顧客を持つマダムご自慢のコレクションの宝の山の中から一枚ずつ、念入りに買付け商品を選んでいきます。

どんな素敵なレースが潜んでいるんだろう!?との思いを膨らませながら一枚ずつ丹精込めて作られたレースを丁寧に開いていく瞬間が大好きです。

lot de dentelles

無数のコレクションから選ぶ事、3時間...基本的にレースの仕入れは私が担当なので、その間、夫は我慢強く待ってくれています。(可愛い相棒が居てくれてよかった!)

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飛行機の中で、第二次世界大戦時代を舞台にした「Allied (マリアンヌ)」というタイトルのブラッド・ピットとフランス人女優M.コティヤール主演の映画を観たのですが、フランス統治時代のカサブランカ(モロッコ)にある主人公が住むアパルトマンの部屋のシーンで窓一面に溜息が出るほど美しい白いコーネリー刺繍が入ったオーガンジーカーテン、そして、ベッドにはリシュリューレースのベッドカバーが掛けられているのを見て感動し、何度もそのシーンを再生して見入ってしまいました。(残念ながら、写真ではカーテンがよく見えませんが何卒ご了承ください)

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(出典 映画「Allied(マリアンヌ)」)

この映画に限らず、海外の映画やドラマを観る際には職業柄、ストーリーや人物よりも背景に使われているアンティーク家具やレースなどの小道具の方にどうしても目が行ってしまいます。

本当にあんな風にレースカーテンやベッドカバーが使われていたんだと思うと、今も昔も変わらず、私たちを魅了してやまない、フランスで仕入れた希少なアンティークレースをとても愛おしく感じます。

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映画のシーンに出てくるような美しいフレンチアンティークならではのノスタルジックな世界観を演出してくれる本物のアンティークレースたち...

今春の買付けでは、現地でのネットワークを駆使し
沢山の美しいアンティークレースを仕入れることができました!

南仏を中心にフランス全土のアンティークレース ディーラーたちから仕入れたうっとりするほど美しい希少なレースの数々...以前より、お客様からのご要望が多かったこともあり、今シーズンはレースの仕入れに力を入れています。

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随時、ネットショップの方にも商品をアップしておりますが、全てオリジナルの1点物となりますので気になるお品がありましたら、ぜひ、この機会にご検討ください!

写真(上)のように実店舗では、手軽にお部屋のインテリアに加えていただけそうな美しい刺繍やカットワークが施されたお洒落なクッションカバーも多数入荷しています。

また、ドイリーやハンカチーフなどの小ぶりレースも多数ご用意しておりますので、軽井沢へお越しの際は、ぜひ、実店舗の方にもお立ち寄りくださいませ。

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今シーズンも皆様とフレンチアンティークとの素敵な出会いがありますように♪

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Brise du Printemps

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Bonjour!
雪景色が残る軽井沢からパリを経由し、美しい新緑が広がる南仏プロヴァンスに降り立った私たちを
優しく出迎えてくれたのは柔らかなSpring Breeze(春風)でした。

いつものようにイベント盛り沢山だった約2週間のフランス買付けの旅から昨日、無事に戻ってきました。心もお腹もいっぱいの心境です(笑)

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今回も数々の美しいアンティークたちとの素敵な出会いがありました!
言うまでもありませんが...滞在中はほぼ毎日、アンティークの買付けに全力投球。

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幸いにも滞在前半に開催された大きなアンティークフェアは全てお天気に恵まれましたが
春先はこちらも天候が不安定なことが多く、後半の数日間は雨雲とにらめっこをしながら急遽予定を変更して雨を避けて予定外の遠い町まで出掛けることもありました。

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最後の日曜の朝も早朝から大雨が降り、予定していた蚤の市は期待薄だったので、予定を変更し、高速道路を250kmほど南下すると急に青空が広がり、清々しい初春めいた天気になる瞬間は本当に壮快です。

約3時間掛けて、フランス人ディーラー仲間に教えてもらった小さな町の蚤の市会場に到着! 
普段なら行かないようなほのぼのとしたローカルな市ですが、幸運にもいくつか掘り出し物の
収穫があり、夫ともども「思い切って遠出して来てよかったね!」とにんまり。何処でいかなる
素敵な出会いがあるかもしれないのがアンティークならではの醍醐味です。

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蚤の市の会場となった広場の近くにはテニスコートや小川が流れていて庶民の憩いの場らしく
イースターをまじかにひかえた家族連れで賑わっていました。
遥か遠くの軽井沢の自宅を思い出すAu Bord de l'Eau(水のほとり)で開催された田舎町の蚤の市、いつもの緊張感のある買付けとは異なり、長閑かな雰囲気に本当に癒されました。

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日本のお客様のお仕事で、今回もワイナリーの視察業務にも携わっております。
アンティーク同様に熱心に仕事をこなす、ワイン命の夫、ラファエルオーナー。
何代にも渡り、大切なワイン畑を命をかけて守ってきたという生産者の方々の話を伺う度に
伝統を大切にするフランス人の誇りの高さに感銘を覚えます。

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アンティークと同じくワイン夫々にも独自のストーリーがあり、その奥深さに最大の魅力を感じるという夫。

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買付け日は大抵、早朝に出発しなければなりませんが、そうでない日も6時前には起床し、
(パリの街中とは違い、徒歩では行けないので)まだ薄暗い中、眠い目をこすりながら車を走らせ
最寄のBoulangerie(パン屋)へ。

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さすがに店員のお姉さんとも顔なじみになり、次第にいつものねーと言われるようになってしまいました。

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焼きたてふかふかのクロワッサンやバゲットを食べられるのが滞在中のささやかな楽しみです♪

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また、こちらのスイーツはカラフルで魅力的なので自制するのがほんとうに難しいです。

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プレゼンテーションの方法も日本とは一味違います。

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どんな商品であってもディスプレイは重要ですね♪

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そして、最後に今回も買付けの合間に様々な素敵な場所を訪れることができました。

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モンサンミッシェルと並ぶフランスの聖地でユネスコ世界遺産のCarcassonne

St Nazaire

義母Armelleが生まれたブルターニュの街と同じ名前の城塞内にあるSaint Nazaire教会で感謝の祈りを...

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マグダラのマリアが生活したという洞窟が今も残り、パワースポットとしても知られるMoustiers Sainte-Marie

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美しい絵柄のムスティエ焼きの町としても有名です。

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遠くにSaint Croix湖が見えます。

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梓川を連想する澄んだ水が流れるVerdon渓谷

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まるで海のように巨大なSaint Croix湖↓

Lac SC

そして、地中海を望む、コートダジュール…

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いつものように最終日は欲張り!?シーフードの盛り合わせと地元Cassis産の白ワインでフランス最後の晩餐♪

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夫ラファエルにとっては第二の故郷であり、まるでおとぎの国のような愛しい国…
このまま夢から覚めなければいいのに、とフランスを離れる際はいつも二人とも切ない気持ちになってしまいます。

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Au revoir, France!
また、近いうちに大好きな貴方に会えますように♪

Plus bleu que tes yeux ...

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無事、フランスでの買付けが終わり、眩いばかりの若葉が美しい軽井沢に戻ってきています。
今年のGWは沢山の人々で賑わった軽井沢ですが、今は一時的に静けさを取り戻しています。
GW後から入梅前にかけての今の季節が一番好きだと地元の人たちは皆、口を揃えて言います。
私たちもこの時期の軽井沢が大好きです。

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ぜひ、若葉の美しい季節の軽井沢へお越しの際は、フレンチアンティークの世界観を感じに
「オ・ボール・ドゥ・ロー」にもお立ち寄りください!

shop 2

無我夢中で過ごした南仏での2週間...いつも思うことですが、沢山の素敵な出会いと同時に別れも経験し、帰国直後は達成感に満ち溢れているのですが、その一方で、暫くの間は南仏で見た「青い空」と「青い海」を思い出し、少し寂しい気持ちになります。

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帰国直後、たまたま車の中で聴いたラジオで流れていたシャンソン
" Plus bleu que tes yeux (あなたの目よりも青く)"を耳にして、南仏で見た数々の美しい
"bleu(青)"を思い出し、思わず目頭が熱くなりました。

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シャンソン歌手のミューズEdith Piafの冒頭の美しい語りから始まる、とても素敵な唄です。
※宇藤カザンさんの翻訳を引用させていただきました。

Lorsque je lève les yeux,
Je rencontre le ciel
Et je me dis : "Mon Dieu,
Mais c'est sensationnel,
Tant de bleu."

※目を上げれば空が見える
そして私は心に思う
「ああ、なんて青い色に満ちていて素晴らしいのでしょう」

Plus bleu que le bleu de tes yeux,
Je ne vois rien de mieux,
Même le bleu des cieux.

※あなたの瞳よりも青いものなんて
青い空ですらあなたの瞳以上だとは思えないわ

pink roses

恐らく、この唄のメロディーは日本でも多くの方が一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。
シャンソン歌手の巨匠 Charles Aznavour が E. Piafのために作詞・作曲したシャンソンの名曲です。

そんな私に夫が言います。
「軽井沢にはこんなに素晴らしい緑があるじゃないか!(いつまでも思い出に浸っていないで、現実に戻れ!)」と。
南仏のBleu(青)と軽井沢の若葉(緑)を身近に堪能することができる私たちは本当に幸せだなぁと思います。そして、偶然にも信州と南仏Cote d'Azur の両方に因んで私の名前を付けてくれたという父にも感謝したいです。

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今回はリベンジの買付けということもあり、沢山の人々の協力もあって、普段以上に気合いの入った
アンティークの買付けができたお蔭で、本当に収穫の多い旅となりました。
そして、いつものように豊かな自然に癒され、沢山の英気を養うことができました。

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アンティークとの出会いは「一度きりのチャンス」なので、もちろん、今回も手に入れることができたもの、できなかったものとがあり、色々な思いはありますが...帰国して数週間が経った今でも
それらひとつひとつの品との出会いが写真のように鮮明に頭の中に残っています。
今回も本当に素晴らしいアンティークたちとの沢山の出会いがあり、感謝の気持ちでいっぱいです。
(↓ある日一日の収穫です)

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南仏には本当にBleu(青)が良く似合います。
私たちの原点とも言える、南仏の「青い空」と「青い海」...そして、時代を経て、さらに輝きを増したであろう、私たちを魅了してやまない美しいフレンチアンティークたち、今回も沢山の素敵な出会いを本当にありがとう。

また、会う日まで♪

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Provence, notre champ de bataille


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Bonjour!

約2か月ぶりに再び南仏の地に戻ってきました!
辺りは、広大な大地を艶やかな絨毯のように埋め尽くすコクリコや菜の花、しっとりとした大人の美しさを奏でる藤、そして、フレンチアンティークのように上品でエレガントなローズなどの春を代表する花々が満開です。

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まだ朝晩は多少冷えますが、日中は心地のよい温かな太陽の光と時折吹く清々しい風を肌に感じる
むしろ春と言うよりは初夏の気配が感じられる南仏プロヴァンス…いよいよアンティークハンティング
のリベンジマッチがスタートしました!
今回は2月のリベンジと言うこともあり、いつも以上に毎日、早朝から南仏中をトラックで走り回り、
アンティークの買い付けに汗を流しています。

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そして、買付けの合間にその日訪れた町や村のマルシェや商店に立ち寄り、地元の旬の食材やワイン
を調達するのもフランス買い付け時(一番?)の楽しみのひとつです。

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今はちょうど地元産のみずみずしいメロンが旬の季節で、かつて夫と南仏をはじめて訪れた際毎朝
ホテルの朝食ブッフェで食べた懐かしい味です。南仏のワインのように太陽の恵みを沢山貰って育った
メロンは糖度がとても高く、その芳醇な味と香りは地元産の濃厚な味のチーズやソーシソンとの相性も
良いので毎回マルシェで調達しては毎晩のように食卓に並びました。

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日本では食材の買い物には極力時間をかけない夫もこちらでは長い棚にずらりと並んだ沢山の種類
のワインの中からその日に飲む一本を選ぶのに毎日必死で(笑)その間、私もゆっくり買い物が出来る
ので嬉しいです。

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アンティークもこんなふうにゆっくりと選ぶことができたらよいのですが…
アンティークとの一度きりの運命の出会いに悔いがないよう、フランス語力に加えて、値段交渉から
商品の見極めまでを瞬時に判断する能力が求められるアンティークの仕入れ…やはり、夫Raphaelの
存在は偉大です。

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日本人をはじめ外国人バイヤーが増える昨今、外国人には高額な値段を要求してくるディーラーも
少なくない中、はじめて交渉するディーラーの場合は日本人の私のせいで相手に夫が外国人だと
いうことを気付かれぬよう、最初は少し離れたところから見守り、値段交渉がある程度進んだ時点
で夫に近付き、最終交渉に参加すると言うのが私たちのいつもの作戦です(汗)。

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そして、短期間で夫が腰痛を克服し、私たちにとってかけがえのない神聖なBattlefield(戦場)!?
である南仏に再び戻って来られた幸運に心から感謝したいです。

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世界にひとつだけのアンティークハンティングの旅はまだ来週も続きます。

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Nos racines

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約二週間のフランス買付けが終わり、無事に軽井沢に戻ってきおります。
今回も私たちのルーツを感じる素敵な出会いが沢山ありました。

一方で、現地で夫の腰痛が悪化し、ある意味波乱万丈の旅となりましたが…
いつもと違う経験をしたからこそ、実りも多い旅になったのではないかと思います。

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デバラージュ(プロ向けアンティーク市)開催期間中は毎朝4時ごろにはコンドミニアムを出発し、
夫がレンタルしたトラックを運転して時には250㎞以上離れた会場へ、まだ日が昇る前の
暗闇の中、フランスをはじめ、世界中から集まったアンティークハンターたちと会場内のスタンドで
買った温かいコーヒーとクロワッサンを片手に楽しくお喋りをしながらフェアーの開場を待ちます。
フェアー開場前はあんなに皆和気あいあい、和やかな雰囲気なのにフェアー会場後はわれ先
にと猛ダッシュで広大な会場内にあるお目当てのブースへ、詳細についてはご想像にお任せ致しますが、
泣いても笑っても世界に一つだけのお宝アンティークを求めて、それはまさに戦です(苦笑)。

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アンティークハンティングをはじめてからもう何年も経ちますが、毎回、驚きと感動の連続です。
ゆっくり時を重ねた美しいアンティークとのハッとするような素敵な出会いや、懐かしい日本の品々に出会うこともあります。

ルイ16世様式のチェアの上に無造作に置かれたフランスでも人気のある浮世絵や

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時代を感じさせる表情豊かな日本人形たち...

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そして、時にはこんな珍品に遭遇することも…

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いつもアンティークは人との出会いによく似ていると感じるのです。恐らく、もう二度と出会う
ことがないであろう、それぞれが素敵なストーリーと個性を持つアンティークたちとの一つ一つの出会い本当に大切にしたいです。

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今回は、デバラージュ初日に昨年末のコンテナ到着時から腰を痛めていた夫の腰の具合が悪化し、時折、歩くことさえままならなくなってしまいました。
先に購入していた何点かの家具は暫くの間、倉庫に保管することに決め、急遽、家具などの
大型アイテムの仕入れは断念し、今回はレースなどの小型アイテム中心の仕入れに切り替
えることになりました。そして、残りの時間は次回以降の買付け準備を目的としたディーラー
たちとの商談や現地スタッフとの打ち合わせに時間を費やしました。

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普段から前向きな性格の半分フランス人の夫は「C'est la vie ! これも人生…」と即座に状況
を受け入れ、こちらでの時間を有効に使えるよう努めていましたが、やはり内心はとても
ショックだったと思います。幸いにも前回分(9月)のコンテナが昨年末日本に到着した
ばかりなので、まだ手元にはネットに未掲載の商品も沢山あり、暫くの間は心配ないはずですが…
夫の腰の具合が回復次第、再びフランスへリベンジの買付けに戻る決意です!

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一方で、ゆっくり時間をとって現地関係者と話をする機会が持てたことで貴重な情報を沢山
入手することができ、新たな人脈を築くことができたことも今後の糧になったと思います。

また、普段は入手困難な大判レースなどの素晴らしいアイテムとの素敵な出会いが沢山
あり、手荷物を含め数多くの素敵な品々を持ち帰ってきました。徐々にウェブショップの方にも
掲載していく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。

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そして、帰国日のフライトが朝ということもあり、前日にはコンドミニアム(山側)から空港近くのホテル
(海側)に移動したこともあり(夫も運良く運転中は腰の痛みをさほど感じないとのことだったので)
普段は時間がなく、あまり行くことができないコートダジュール(地中海沿い)まで久々に足を
伸ばし、いつもよりも少しだけゆっくりフランスでの時間を満喫することができました。

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騒がしい大都会マルセイユの街を少し離れたところにある美味しいワインの産地としても有名な念願の
Cassis(カシ)やコートダジュールという言葉の発祥の地であり、多くの日本人も知る
「La Mer」の作者であるシャルル・トレネも汽車の車窓から見たコートダジュールの美しい海
に魅了され、あの名曲を作詞したとされるHyeres(イエール)にも今回はじめて行ってきました。
いずれもニースやカンヌの街を少しコンパクトにしたような美しい浜辺やヨットハーバーがある
素敵な港町です。

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日本人の父とフランス人の母を持つ日仏ハーフの夫は、普段はSentiment(愛国心)は日本にあるのだ
そうですが…フランスを離れる頃になるとやっぱり自分はフランス人なんだなーと感じるのだそうです。
日本人の私は海外に長く住んでいる時、日本人としてのアイデンティティーが芽生えるのですが
祖国を二つ持つダブル(ハーフ)ならではの究極な個性なのかもしれませんね。

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フランス人にとっても東洋の血が半分流れる夫のことを最初は神秘的に思うようですが
フランス語を話す日本人とは異なる何か本能的な共通点を感じる方が多いようです。
そんな日本人でありながら、フランス人でもある夫のお陰で、なかなか日本人では体験
できないような貴重な経験や現地人同様のアンティークの仕入れができるのではないかと
思いますので(普段はあまり口に出して言うことはありませんが)今回のアクシデントにも
柔軟に対応することができ、結果的には実り多き旅になったことを夫ことオーナーのラファエル
に感謝します!

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青い空と青い海、そして燦々と降り注ぐ
明るい太陽…

私たちのルーツが沢山詰まった南仏プロヴァンス
&コートダジュール
いつも沢山の素敵な思い出をありがとう!

また、会う日まで!
Merci beaucoup et a bientot!

プロフィール

auborddeleau

Author:auborddeleau
東京でのアスファルトの生活から軽井沢の森の住人となり、アンティークディーラーとしての経験もあった日仏ハーフの夫と共に何度もトラックで南仏を中心にフランス各地を周り、現地の人々が長年大事にしてきた一点もののアンティークやブロカントを買い集め、軽井沢の森の中でフレンチアンティークショップ"Au Bord de l'Eau(水のほとりで)"を開くこととなりました。
日本でアンティークというと少し敷居が高い印象がありますが、古いものを大切にする(古いものに価値を見出す)フランスでは、プロだけではなく一般の人々が週末アンティーク市や郊外のブロカントを巡り、お気に入りの1点ものを見つけ、新しい物と上手く調和させながら生活の中に取り入れるのが一般的です。
決して煌びやかではありませんが、ひとつひとつ自分たちの心に響いた品々を集めましたので、その中から"Favori(お気に入り)"を見つけていただけたら幸いです。


軽井沢のフレンチアンティーク
オ・ボール・ドゥ・ロー
"Au Bord de l'Eau"

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